雨が降ったり止んだり、じめじめとした湿った空気がまとわりつくような今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんな日は、なんだか体も気分も重くなりがちですよね。

若い頃には感じなかった体の不調を感じたり、なんだか疲れやすかったり・・・。
日々の忙しさに追われる中で、自分の体の声になかなかゆっくりと耳を傾ける時間も取れない、そんな方もいらっしゃるかもしれません。
先日私たちの年代には他人事ではない、興味深い番組が放送されました。
NHKの「あしたが変わるトリセツショー」で放送された「心臓」の特集、ご覧になりましたか?

心臓の機能が知らず知らずのうちに低下していく可能性と、その意外な予防策。
番組では、「カチカチ心不全」という状態や、その背景にある生活習慣、そして私たちが今日からできる対策が紹介されていました。

目次

1.静かに忍び寄る「カチカチ心不全」とそのリスク
番組で特に印象的だったのは、自覚症状がないまま進行する可能性がある「カチカチ心不全」という状態です。
心臓が硬くなり、十分な血液を全身に送り出せなくなるこの状態は、なんと4000万人以上の予備軍がいると言われていると、放送されていました。
高血圧がその大きな原因の一つであることのこと。
血圧が高い状態が続くと心臓に負担がかかり、徐々に硬くなってしまうことがあるのです。
健康診断などで血圧を指摘される機会も増えるかもしれません。
決して他人事と思わず、日々の生活の中で意識していくことが大切です。

2.第二の心臓を活性化!簡単なので動画を見ながらストレッチ&運動をやってみよう。

ふくらはぎは、収縮することで血液を心臓に戻すポンプのような働きをするのです。
ご自宅でも手軽に取り組めるふくらはぎのストレッチや運動を、YouTubeにアップしております。
- ヒラメ筋ストレッチ: 足首の柔軟性を高め、ふくらはぎ全体の血流を促進するストレッチをご紹介しています。
- ふくらはぎの簡単運動: 信号待ちや、あっと気づいた時に簡単にできる、ふくらはぎのポンプ機能を活発にする簡単な運動をご紹介しています。空き時間にぜひお試しください。
「第二の心臓」を活性化し、心臓への負担を軽減することができます。
足の筋肉を意識することは、全身の巡りを良くし、健康維持に繋がります。

3. 美と健康は足元から!「歩く」「動かす」を日常に取り入れるヒント
番組では、日常生活の中で意識的に体を動かすことの重要性も強調されていました。
- 階段の利用: エレベーターやエスカレーターをできるだけ避け、階段を使うように心がけましょう。
- 歩幅を広く、膝を意識して歩く: いつもの散歩や買い物も、少し意識を変えるだけで、足の筋肉をより活発に使うことができます。
- 座りっぱなしを避ける: デスクワークなどで長時間座っている場合は、こまめに立ち上がって軽い運動やストレッチを取り入れましょう。
特別な運動時間を設けなくても、日々の生活の中で「歩く」「動かす」を意識するだけで、心臓と全身の健康維持に繋がります。
トリセツショーから得た知識を活かし、これからも皆様の美と健康をサポートしていきたいと思っています。小さなことからでも、今日からできることを始めてみませんか?