前回
「リブレ2を使用したリアル体験記。~パート1~」で、甘い誘惑に負けグルコース値はなんと170!!!しかもその後、急激に下がって65まで急降下!いう、見事な血糖値乱高下を起こした前半。
どうりで・・・こんなに血糖値の乱高下を起こしていたのなら眠いはずだ・・・。
この教訓から後半は

と意気込みスタート。
目次
「血糖値スパイク、放置するとどうなるの?」の前に、
血糖値スパイクが起こらないように頑張る・・・つもり、頑張った日もあれば・・・アレ??って日もあった、6月3日~のグルコース値日記。反省したつもりが全く反省してない!!!ダメ!私!
6月3日(火)〜6月6日(金):やっぱ運動ってすごいんだなぁっと納得。

3日の朝はいつもの朝食。
約6~7gのタンパク質があるゆで卵に、プロテインスムージーには約15gのタンパク質を入れて、なるだけ20g以上は摂るように心がけています。
が!
昼食にパスタとパンというダブル糖質で約170まで急上昇。カフェで高グルコース値アラートが鳴る鳴る・・・。
パスタを食べるならパンは控えないとダメですね。
夕食までにお腹が空かなかったので低強度のウォーキングをしてみると、グルコース値は60ほどまで低下!その後の夕食は120〜130と安定しました。
夜中に小魚のおつまみをつまんでも110ほどで、大きく上がることはありませんでした。
そして迎えた6月4日の早朝6時頃、なんとグルコース値が50を切っている瞬間がありました。
前日の夜におつまみを食べたことが原因でその後急降下した影響が、夜間から早朝にかけても続いていたのかもしれません。

リブレ2では低糖質アラートも鳴るように設定できるので、朝方のアラーム音は怖かった・・・。
そして15時頃の料理教室で、先生が作ったあんドーナツとバナナケーキを食べた後に140まで上昇しましたが、その後プールで泳ぐと65ほどまで降下。
運動の絶大な効果を改めて実感。
6月5日も朝はいつもの通りの食事、お昼ご飯はおからの卵焼きやひじきのおにぎり、バナナケーキで160まで上がってしまった後、運動で100ほどに。
健康は食事内容だけでなく
食後の運動が血糖値上昇を抑える
ことが分かったデータでした。
そして6月6日。この日は遅くから飲み会がある日だったので、朝ご飯を食べた後、お昼ご飯はゆで卵のみ・・・。
のはずが!
お腹がすいてしまったので、あれほどダメだダメだ・・・と分かっているのに、時間がないからと言い訳しながら甘いパン・・・。そりゃグルコース値も170を超え、アラートバンバン鳴ってしまう・・・そりゃそうだ。
飲み会まで時間があったので少しでもと思い、下半身を中心とした筋トレを。こちらでもやはり、運動後のグルコース値が100を切り下がっています。

リブレ2をつけることによって見えてきた!自分がどんなときに血糖値スパイクが起きているのか。

6月7日の早朝6時頃にも、グルコース値が50を切る瞬間がありました。やはり、前日の夜に遅い時間に会合で居酒屋に行き、夜中にお菓子をつまんだことが影響しているのでしょう。
私の場合は日中の血糖値スパイクだけでなく、
夜間の血糖値の急激な下降、いわゆる「夜間低血糖」も起こっていた可能性が高い
ことがデータから判明しました。
これが昼食後の強い眠気や、朝のグルコース値50台も、まさにこれ!だと思っています。
3.血糖値スパイク、放置するとどうなるの?〜体からのSOSを見逃さないで〜。
私のリブレ体験を通して、

運動◯◯分やるだけでも、グルコース値が下がるのね。
など、思っている以上に血糖値スパイクは身近なであることが分かっていただけたかと思います。
健康診断の数値が正常でも、知らないうちに血糖値がジェットコースターのように乱高下している可能性がある
のです。
この血糖値スパイク、実は放置すると私たちの体に様々な悪影響を及ぼすことが分かっています。
身体への深刻な影響
血糖値スパイクが続くと血管に大きな負担がかかり、将来的に糖尿病への進行リスクが高まります。
痩せ型の女性でも油断はできません。
糖尿病の本質は「血管を傷つけること」。
これが続くと、目に影響が出たり(糖尿病網膜症)、腎臓の機能が低下したり、手足のしびれ(神経障害)が生じたりすることもあります。さらに、心筋梗塞や脳卒中、がん、そして認知症のリスクまで高まることが指摘されているんです。
自律神経の乱れと心身の不調
食後の急激な血糖値の変動、特に急降下による低血糖は、私たちの自律神経に大きな負担をかけます。
自律神経に負担がかかることによりバランスを崩し、アドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンが過剰に分泌され、副腎疲労やホルモンバランスの乱れを引き起こします。

これらは全て血糖値スパイクによる低血糖症状として挙げられるものです。

これをきっかけに、血糖値スパイクが起こらないように気をつけるようにしました。
栄養不足と代謝の低下
栄養不足と代謝の低下:血糖値の乱高下は、体に必要なビタミンB群やミネラルの消費を増やし、栄養不足に陥り(おちいり)やすくします。
これらの栄養素が不足すると、いろいろな体の不調に繋がります。
健康診断では問題ないからOK・・・と安心せずに、日々の「なんとなくの不調」にこそ耳を傾けることが大切なのです。
6月3日~6月13日までの反省と気づき
- 1日タンパク質摂取量目標の1/3を朝食で摂るようにすると、お昼ごはんまでの血糖値がおだやかだった。
- パスタとパン、カレーとじゃがいもと米などのダブル糖質、トリプル糖質はグルコース値がバク上がり・・・その後の乱高下もヒドイ・・・。
- 夜のおつまみ、小魚など工夫次第では血糖値の乱高下は起こらない気がする。
何と言っても運動!食事の後にウォーキングや水泳、筋トレをすることが多かったが、その時グルコース値が下がる傾向にあった。
血糖値スパイク、食事ひとつでも老化が進む。