
- ここ何年間で腰痛と肩こりがひどい。
- 何をしても疲れてしまう。
- 鏡を見た自分の姿勢の悪さにゾっとする。
- 歩幅が狭くなったと感じる。
若い時から疲れやすく肩こりに悩まされ、その年代の時にギックリ腰。
少し凸凹の道ではつまずきやすくこけやすい。そんな30代~を過ごしていた私。
体を鍛えはじめ、色々とカラダについて学んでいくうちに「腸腰筋(ちょうようきん)」をいう名前がついた筋肉をいろんな本で見るようになりました。
過去
こちらの記事で腸腰筋を伸ばすストレッチを書き、当ジムにお越しいただいているお客様に必ずといっていいほど腸腰筋のストレッチをしていただけています。
なぜそれほどまでに腸腰筋が大切なのか?なぜ私は腸腰筋を衰えさせないようにしているのか?
について書いてみました。
目次

腸腰筋とは?その役割と重要性について。
私たちの体には、目で見てわかりやすい筋肉(アウターマッスル)だけでなく、体の奥深くにある筋肉(インナーマッスル)が存在します。
インナーマッスルは関節や内臓を支え、姿勢を安定させるなど、私たちの体の動きを根本から支える役割を果たしています。
その中でも、特に重要な筋肉が腸腰筋です。
腸腰筋は股関節をまたいで腰から太ももにかけて伸びるインナーマッスルで、私たちが立つ・歩く・走るといった動作をスムーズに行うために欠かせない筋肉です。

さらに、腸腰筋は姿勢を維持し、体幹を安定させる役割も果たします。
腸腰筋が衰えるとどうなってしまうの?
腸腰筋が日常生活で私の体をとても支えてくれている筋肉と言うのはわかりましたが、もしこの筋肉が衰えてしまうとどうなってしまうのか?

姿勢保持力や体幹部の安定が低下
腸腰筋が弱くなると骨盤が前傾しやすくなり、姿勢が崩れがちになります。
その結果、腰痛や肩こりを引き起こし、疲れやすい体になってしまいます。
正しい姿勢を保つためには、腸腰筋の強さと柔軟性が重要です。
走力が低下する
腸腰筋は脚を引き上げる動きに関与しているため、この筋肉が弱くなると歩幅が狭くなり、走る力が低下します。
特に階段の昇り降りや長時間の歩行がつらく感じる方は、腸腰筋の衰えが原因かもしれません。
内臓脂肪がつきやすくなる
腸腰筋は骨盤の位置を安定させる役割も果たしていますが、この筋肉が弱ると骨盤が歪み、内臓が正しい位置に収まらなくなります。
その結果、内臓脂肪がつきやすくなり、健康リスクが増加します。
転倒のリスクが高まる
腸腰筋は脚をスムーズに動かすための重要な筋肉です。
この筋肉が弱くなると、足を引きずるように歩くことが増え、つまづきや転倒のリスクが高まります。
特に年齢を重ねるほど、腸腰筋の衰えは重大なケガに繋がりやすくなるため注意が必要です。
腸腰筋を鍛え、ストレッチする大切さ

腸腰筋を健康に保つためには、適度に鍛えることとストレッチで柔軟性を保つことが大切です。
鍛えることで筋力がアップし、日常の動作がスムーズになります。

また、ストレッチで腸腰筋を柔らかく保つと、血流が良くなり、疲労回復や冷えの改善にもつながります。
サーコス・スタディオンでは、腸腰筋を鍛えるトレーニングもそして、お家でもできる腸腰筋トレーニングをお伝えしています。
またコツコツ日々の積み重ねでもあるストレッチ。
お家でもできる腸腰筋のストレッチを、トレーニングの最後に行っています。
腸腰筋のケアを日常に取り入れることで、今の自分だけでなく、未来の健康や美しさを守ることができます。
今日から始めて、3年後、5年後の自分に自信を持てるように一緒に頑張りましょう。