「食べて健康に、食べてキレイに」
〜女優・遠野なぎこさんのニュースから考える「食べない、極端な食事制限」などはやめよう。

「忙しくて、つい食事を抜いてしまう・・・。」
体重ばかりの数字を気にして、食事を減らしたりしていませんか?

と、1度や2度、食事抜きダイエットなど経験があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
先日、女優の遠野なぎこさんのニュースをご覧になり、摂食障害という言葉に改めて聞いたかたもいらっしゃるのではないしょうか。
摂食障害は、単なる食行動の問題ではなく、心と体に深刻な影響を及ぼす病気です。
食べないなどのリスクについて過去、ブログでも書いてきました。
当ジムでは、
極端なカロリー制限や、続かない無理なダイエットは絶対におすすめしていません
なぜならそれは、一時的に体重が減ったとしても、心と体の健康を損ね、かえって長期的な美しさを妨げてしまうからです。
遠野なぎこさんのニュースをきっかけに、摂食障害の現実を知り、そこから

ことについてお話ししていきます。
目次

食べないリスクに気づこう。
40代以降の多くの方が「痩せたい」という気持ちから食事を必要以上に制限してしまう傾向にあります。
でもその安易な「食べないダイエット」や、多忙による「食事抜き」は、あなたの心と体に深刻なダメージを与えてしまうことをご存知でしょうか?
食事を抜いたり、極端に減らしたりすることは、一見すると体重が減る近道のように思えるかもしれません。しかし、それは一時的なもの。
やがて、体は飢餓状態と判断し、以下のような悲鳴をあげ始めます。
- 心拍数・血圧の低下: 栄養不足により心臓に負担がかかり、脈拍が極端に遅くなったり、血圧が低下したりする危険性があります。最悪の場合、命に関わる不整脈を引き起こすことも。
- ホルモンバランスの乱れ(月経停止・骨密度低下): 女性の体にとって特に深刻なのがホルモンの影響です。
必要な栄養が摂れないと女性ホルモンの分泌が滞り、生理が止まってしまったり、骨がもろくなる骨粗鬆症のリスクが急激に高まります。これらは、将来の健康寿命に大きく影響する問題です。- 思考力・感情の低下: 脳もまた、栄養不足の影響を強く受けます。
集中力が続かなくなったり、イライラしやすくなったり、うつ状態に陥ったりと、心の健康にも影を落とします。
私自身も、先日Freestyle Libre 2を装着した体験で、血糖値の急激な下降(低血糖)が眠気やだるさを引き起こすことを実感しました。
食べないことで血糖値が不安定になると、このような不調が顕著になる可能性が高いのです。
40代以降の女性はホルモンバランスの変化により、ただでさえ骨やお肌、そしてホルモンに影響が出やすい時期です。
この時期に「食べないダイエット」を選んでしまうと、その影響はさらに深刻なものとなりかねません。
健康的にキレイになりたいのであればまずは、

です。
体が必要とする栄養をきちんと摂ることで、細胞が活性化し、代謝が整い、骨もホルモンも元気になります。
食べなければ体重の数字は落ちます。
しかし食べない選択肢をしてしまったら、心と体の健康、そして将来の自分の健康を失ってしまう可能性があります。

「痩せ=美」の罠にはもうひっかからない。真の健康美を目指そう。
外見を重視する今、SNSなどを見ると、

・これさえすれば10kg痩せる!
など体重を減らすことばかりの記事が名ばれ。自分と比較してしまったり、マネして無理なダイエットしたり・・・そんな経験はありませんか?
アジアや中東でも痩せ願望が広がり、これが人々の健康に影響を与えていると指摘されています。
極端な食事制限で得られる「痩せ」は、決して真の美しさではありません。
それは心拍数の低下、ホルモンバランスの崩れ、月経停止、骨密度の低下、思考力の低下、感情の浮き沈みなど、計り知れないリスクを伴うものです。
これらの症状は、心身ともに病んでいき、命にかかわることもあります。
当ジムが目指すのは体重という数字ばかりにとらわれるのではなくその体重の中身を見ることを大切にしています。
お客様一人ひとりの健康診断結果を細かく分析し、過去の生活習慣を丁寧にヒアリングすることで、その方に合った「美と健康、そして生活習慣のアドバイス」を行っています。

健康的に美しく輝く未来へ:「食べて動く」習慣を。
大切なのは

これから先10年後も20年後も、そして30年後もずっと健康で美しくあり続けたいと願うなら、食べないなど特に極端な食事制限はおすすめできません。
美しさは、心と体のバランスが整ってこそ輝きます。
食べたら動く。日常生活の一つ一つを見直してみてください。