
バランスの良い食事を摂り、多くのエネルギーを消費するために運動し、一人ひとり自分の足で歩き続けることができる健康美を目指す取り組み。
平成元年に制定された「健康づくりのための運動所要量」からはじまり、2013年に健康日本21(国民が主体的に取り組める新たな国民健康づくり対策)がスタートしてから10年が経過。
2023年11月に「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」制定されました。
安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する、骨格筋(自分の意志で動かすことができる筋肉)の収縮を伴うすべての活動

どうして国は回りくどいわかりずらい言い回しをするのだろうか(笑)と思うのですが、言いたいことは
- とにかく歩きましょう。20歳~64歳までは男女ともに1日8000歩以上、65歳からは1日6000歩以上は目指そう。ちょっとそこの距離は車をやめてウォーキング!
- 体を動かす運動を習慣化しよう。
- これまでのガイドラインには筋トレに関する記述はなく、今回のガイドライン案で新たに推奨されることとなった項目である。

子育て真っ最中、働き盛りの年齢である30歳~。自分の時間がなかなか持てず余裕がない世代が運動習慣が低いという結果に。


ミドル世代である35歳~、そして55歳からのシニア世代である私たちだからこそ運動が大切。


筋力トレーニング(筋トレ)とは、負荷をかけて筋力を向上させるための運動。
自分の体重を負荷として利用する自重トレーニング(例:腕立て伏せやスクワット)や、ウエイト(おもり)を負荷として利用するウエイトトレーニング(例:マシンやダンベルなどを使用する運動)があります。
筋トレをすることにより筋肉を太く大きくすることが目的で、年齢に関係なく何歳からでも鍛えることができます。
筋トレは、
「時間が30分しかない!60分しかない!」時間があまり取れないあなたに、そして、
「ダラダラではなく効率よく体を強く健康的にしたい」方に特におすすめなんです。
しかし、国内で筋力トレーニングを実施している女性の方は・・・、

運動習慣も少ない傾向にあるのが30歳~49歳。筋トレを実施している割合が低いのも30代~40代~。
筋トレを実施しることにより筋力・身体機能および骨密度が改善し、高齢者では転倒や骨折のリスクが低減することが示されており、わずかな時間であっても心血管疾患全がん、糖尿病の発症リスクは低い値を示すことが報告されいます。
筋トレを実施することはボディメイクや運動器障害だけではなく、生活習慣病の発症や死亡リスクの低減につながる可能性があります。
まだまだ健康でい続けたい、今ある楽しい生活を維持したい、まだまだ働き続けたい方へ。



脳の興奮を抑え、心身をリラックスさせる効果があり、心のバランスを保ち、自律神経を整えるなどの働きがあります。
更年期に減少すると言われている幸せホルモン「セロトニン」。ゆううつな気分になったり、イライラしたり、やる気が出なかったり・・・、セロトニン分泌を活発さすためにも「40歳からの筋力トレーニング」がおすすめです。